小学生の家庭学習やり方の秘訣・コツを知って学力アップを目指そう!

小学生でも、学校での学習だけでなく家庭学習も必要です。

先生に教えてもらったときにすぐ理解できれば良いですが、復習が必要な部分があるなら、定期的に家庭でも学習させないといけません。

では一体、どうやって家庭学習をやらせれば良いのでしょうか?

今回は小学生の家庭学習のやり方と、集中して学習するための秘訣・コツについてご紹介します。

家庭学習で何をやらせれば良いかわからない、ちゃんと勉強してくれないと悩んでいる親御さんはぜひ参考にしてください。

小学生の家庭学習のやり方は?まず何から始めるべき?

自分から進んで勉強するお子さんなら良いですが、そうでなければただ「勉強しなさい」というだけではなかなかやってくれません。

ではまず何から始めて、どうやらせていけば良いのかを順番に説明します。

まずは家庭学習の曜日・時間を決める

親御さんの気が向いたときに「勉強しなさい」というだけでは、まだ自主的に勉強する意欲が少ない小学生ではなかなか勉強に取り組んでくれません。

そこでまずは、家庭学習を行う曜日と時間を決めましょう。

できれば毎日やらせるのが良いですが、習い事や用事がある日は避けても良いです。

学習時間は長すぎると勉強を嫌がってしまうため、30分~1時間を目安にしましょう。

1回の家庭学習で何をどこまでやるのかスケジュールを立てる

家庭学習の日程を決めたら、次に1日のうち何をどこまでやるのかのスケジュールを立てましょう。

ただ時間を設けるだけでは、ほとんど進まないまま日にちだけが過ぎてしまいます。

本来の目的は学力をつけさせることですから、どの科目をやるのか、問題集の何ページまでやるのか、できるだけ細かくスケジュールを立ててください。

計画どおりにやれたら褒めてあげる

お子さんがスケジュールどおりに家庭学習を終えられたら、その都度「頑張ったね!」と褒めてあげてください。

そうすると「褒めてもらえるから明日も頑張ろう!」とお子さんのやる気が出て、家庭学習の習慣がつくはずです。

 

小学生が集中して家庭学習に取り組むための秘訣・コツ!

家庭学習の習慣がついても、中にはなかなか集中して勉強してくれないお子さんもいらっしゃいます。

そのようなときは、以下の4つの秘訣・コツをぜひ参考にしてみてください。

得意科目からやらせて家庭学習の習慣をつけさせる

お子さんが得意な科目や好きな科目なら、何も言わなくても集中して勉強してくれるのではないでしょうか?

反対に苦手な科目だと、難しいと感じるのでなかなか集中してくれません。

そのため、まずは得意科目を多めにして、少しずつ苦手科目をスケジュールに入れてみてください。

苦手科目の勉強量が増えるころには、家庭学習に慣れてどんな学習内容でも集中してくれるはずです。

勉強中はテレビやスマホから遠ざける

お子さんに集中してもらうには、集中できる環境を作ってあげることも大事です。

テレビがない部屋で勉強させるか、リビングならテレビの電源はオフにしておいてください。

オンになっているとついテレビを見てしまったり、音が気になったりして勉強に集中できません。

スマホをお持ちのお子さんは、家庭学習が終わるまで親御さんがスマホを預かるようにしましょう。

調べ物をするときは、できるだけ参考書や教科書を使わせてください。

スマホが手元にあると、友達からの連絡が気になってしまい、勉強の妨げになります。

勉強後の楽しみを用意してあげる

「勉強が終わったら楽しいことが待っている!」と思うと、勉強嫌いなお子さんでも、楽しみのために集中して勉強してくれます。

毎回楽しみを作るのが難しいなら、「今日は集中していない」と感じるときだけでも構いません。

好きなおやつを食べさせてあげたり、いつもよりテレビやゲームを楽しむ時間を長くしてあげたりなど、お子さんが喜ぶ楽しみを用意してあげてください。

お子さんの健康管理に気をつかう

お子さんが勉強に集中できない理由の一つに、寝不足などの体調不良も含まれます。

いつでもお子さんが集中して学べる健康な体を作ってあげるために、夜更かしをさせない、朝昼晩の3食きちんと食べさせるなど、健康管理に気をつかってあげましょう。

それでも体調を崩してしまったときは、無理して集中させるのではなく勉強を休ませてスケジュールを調整してください。

 

まとめ

誘惑が多く、先生がいない家庭では、お子さんがなかなか勉強に集中してくれないと悩む親御さんは少なくありません。

まずは無理のない範囲で家庭学習のスケジュールを立て、あとは集中できる環境や仕組みを作ってあげましょう。

料理や掃除をしながらでも構いませんので、お子さんが勉強しているときは1人にさせないで見てあげてください。

「お母さんに見られている」と意識するだけで集中力がアップするお子さんも多くいらっしゃいますよ。

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