勉強を効率良く進めていくには「計画」を立てることが大事!メリットと計画表の作り方のコツをご紹介

勉強は参考書や問題集を買い、ただやみくもに進めていくのでは目指すゴールを達成できない場合もあります。

重要なのは「計画」をきちんと立て、計画通りに勉強を進めていくことです。

無計画ではギリギリになって「問題が解けない」「時間が足りない」といったトラブルに発展する可能性があるので注意しましょう。

今回は勉強の計画を立てるメリットや計画表の作成方法、作成のコツをご紹介します。

勉強の計画を立てる3つのメリット

計画表を作って勉強を進めていくことで得られるメリットには以下の3つがあります。

勉強する癖がつく

勉強の計画を立てていないとついダラダラしてしまい、勉強する日があれば全くしない日もあるなど、日によってバラつきが出てしまいます。

そこで計画を立てると、「〇日までに問題集を●ページ進める、そのために今日はxページやらなければいけない」と小さな目標ができるため、無計画よりも勉強する癖がつきやすいのがメリットです。

やるべき学習内容の全体像が掴める

受験や試験前になって「全然進んでいない!」と焦るのは、いつまでにどれだけの範囲の勉強をしないといけないのか全体像が掴めていないからです。

計画を立てればどこからどこまでやるべきなのか、取り組む前に把握できます。

やり忘れを防げますし、直前になってやり切れないなどのトラブルも防げるでしょう。

焦らず気持ちに余裕を持って勉強できる

計画を立てているとゴールまでどのくらい勉強が進んでいるかいつでも確認できるので、「ちゃんと進められている」と自信がつき、心に余裕が持てます。

しかし、無計画だと目標に近づいているのかがわからないため、いつでも不安を抱えてしまうのです。

不安を抱えたままでは勉強に身が入らないので、精神的な安定を手に入れるためにも学習計画は早めに立てておきましょう。

 

勉強の計画表はどう立てたら良い?

勉強の計画表は目標・ゴールを設定するだけではあまり意味がありません。

たとえば、「受験に合格するために問題集を3冊こなす」だけでは、毎日どこまで進めたら良いのかわからないので、最悪の場合1冊しか終わらないなんてことも。

では具体的にどう計画を立てれば良いのか説明しましょう。

1.まずは目標・ゴールを決める

まずは勉強する目的や目標・ゴールを決めます。

 

たとえば、

・〇〇高校に合格する

・テストで満点をとる

・成績を上げる

などです。

 

大きな目標を立てたら、次にもう少し細かい計画を立てます。

先程の例を使うと、

・〇〇高校に合格するために過去問を3冊こなす

・テストで満点をとるために問題集をテストまでに2冊やる

・成績を上げるために期末までに数学と国語の問題集を2冊やる

などでしょうか。

 

細かい目標を立てないと計画もざっくりしてしまうため、できるだけ具体的にゴールを設定するのがポイントです。

2.1日の勉強時間を把握して計画を立てる

ゴールを立てたら、次に1日にどれくらいの時間、勉強に充てられるのかを考えてみます。

たとえば平日が4時間、土日が8時間なら、その時間内でどれだけ勉強できるかが見えてくるでしょう。

 

そして目標を達成するために1日に問題集などを何ページやれば良いのかを考えていきます。

1日の勉強量が確保できる勉強時間内でおさまれば良いですし、足りないならどこかで勉強時間を延ばしましょう。

 

ちなみに、休みなしで長い期間勉強を続けようとすると、途中で息切れしてしまう可能性があります。

週に1日、月に5日など休みの日を必ず作ることも計画のときに忘れてはいけないポイントです。

 

効率良く勉強するためにおさえておきたい計画表作成のコツ

計画というのは立てるのが目的ではなく、調整しながらゴールを達成するのが目的です。

立てるだけで満足しては結果が出ませんから、以下のコツをおさえて効率良く目標を達成できるようにしましょう。

無理のないスケジュールを立てる

たとえば平日は4時間勉強できるとして、4時間みっちりやらないとこなせないような勉強量を計画として立ててしまうのはおすすめできません。

 

わからない問題があって思ったより時間がかかってしまうと、計画が予定通りに進められず、どんどん後ろ倒しになってしまいます。

無理のない、少し余裕を持った計画を立てましょう。

適度に調整日を作る

万が一計画通りに進まなかったときのことを考えて、週に1〜2日ほど調整日を作っておくと安心です。

そうすれば1日のノルマが達成できなかったときでも、「調整日にやればいい」と思えるので心に余裕ができます。

1カ月やってみて問題なさそうか確認する

計画を立てて学習をスタートしたらまずは1カ月進めてみて、このままの計画表で良いか一度確認しましょう。

毎月月末に進捗を確認し、問題があれば計画を立て直すようにすると、ゴールを達成するまで順調に勉強を進められます。

 

まとめ

勉強は気合だけでは上手く進まないケースもあるので、目標に向かってどう進めていくのか具体的に決めた計画表が必要です。

もちろん計画を立てたら終わりではありませんので、定期的に見直し、目標が達成できるような内容に修正していきましょう。

計画表を有効活用して、効率良く勉強を進めてください。

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