家庭教師を利用しているのに成績が上がらない理由と対処法!

お子様の学力向上のために家庭教師を利用しているのに、成績が上がらないと悩む親御さんは少なくありません。

せっかく安くない費用を払い、お子様の大切な時間を使って家庭教師による学習を受けているのですから、目標とする学力以上のものを身につけて欲しいと思いますよね。

なぜプロによるマンツーマン指導を受けているのに、成績が伸び悩んでしまうのでしょうか。

それには理由が2つあります。今回は家庭教師を利用しているのに成績が上がらない理由と対処法について解説します。

家庭教師を利用しているのに成績が上がらない5つの理由

家庭教師による指導は、受ければ誰でも成績が上がるというわけではありません。

成績が上がるかどうかは、教師と生徒の相性や指導方、お子様のやる気など様々な要因が絡んでいるものです。

では一体どんな時にお子様の成績は上がりにくくなってしまうのでしょうか?

1.家庭教師との相性が良くない

人間同士ですから、教師と生徒にも相性があります。

お子様が教師に対して「話しにくい」「雰囲気が苦手」などマイナスな感情を抱いている場合は、教師との相性が良くないのかもしれません。

勉強に対する意欲があるのに思うように成績が伸びない、わからない部分がわからないままになっている、家庭教師の時間が近づくと憂鬱な気持ちになっているなどの特徴がお子様に見られるなら、教師との相性が成績が上がらない理由と考えられます。

2.学習内容が合っていない

レベルの低い学習内容だったり、すでに理解している部分ばかり学習しているなど、家庭教師による学習の内容がお子様に合っていないことも成績が上がらない原因です。

現状より成績を上げたいわけですから、少しずつ学習の内容も難しくならないといけません。

お子様が簡単に解けると感じる学習ばかりなら、学習内容が合っていないことが原因でしょう。

3.家庭教師の学力が低い

家庭教師の学力が低いと難しい問題を人に教えられませんから、自ずと生徒に対する学習内容は低くなってしまいます。

教師の学力に疑問があるなら、出身校などの学歴を調べたほうが良いかもしれません。

4.家庭教師頼みで自己学習をしていない

特に受験対策の場合に言えることですが、家庭学習は家庭教師が来る日のみ行えば十分というわけではありません。

「学校の授業」「家庭教師の授業」「自己学習」の3つの方法全てを使って学習しないと、勉強不足により成績はなかなか上がらないでしょう。

5.お子様の勉強意欲が低い

家庭教師が一生懸命に指導し、親御さんがどれだけ応援をしても、お子様本人に勉強意欲がなければ成績は上がりません。

指導方法、学習内容に問題がなさそうなら、家庭教師の授業を受けているお子様の姿を確認してみたほうが良いでしょう。

宿題や予習、復習もきちんとこなしているかもチェックしてください。

家庭教師を利用しても成績が上がらない時の4つの対策!

お子様の成績が伸びない問題を解決するには、これから紹介する4つの対策を参考にして、できるだけ早く行動することが重要です。

対処をするのが遅いと効果のないまま授業料を支払い続けてしまう、目指す学校の受験勉強に遅れが生じるなどの問題が出てくる可能性があるので注意しましょう。

1.教師本人と一度よく話をする

学習内容のレベルが低い、内容が合っていないと感じる時は、教師が親御さんとお子様が希望する学習を理解しきれていない可能性があります。

一度話をする時間を作り、どんな学習が希望なのか、どこまで成績を上げたいのかをきちんと伝えてみましょう。

2.家庭教師派遣会社に相談する

教師と直接話しにくい、あるいは教師のレベルが低い、教師との相性が悪いと感じる時は、教師ではなく家庭教師派遣会社に相談したほうが良いでしょう。

お子様の成績が伸び悩んでいること、伸び悩んでいる原因と思われること、この2つを伝えれば、今後の学習においてのアドバイスがもらえるはずです。

3.お子様と話し合う

お子様の学習意欲が低いことが成績が上がらない理由と考えられるのなら、一度お子様時ちんと話し合う必要があります。

なぜ学習にやる気が出ないのか、不満に感じていることは何なのか、本音を聞いてあげてください。

お子様と話す時は、怒らず優しく聞いてあげる姿勢が大事です。

勉強に対するモチベーションが下がっている時に責めてしまうと、ますますやる気がなくなる可能性があるので注意しましょう。

4.家庭教師の交代をお願いする

講師本人や派遣会社と話し合ってもあまり効果がないと感じるなら、思い切って家庭教師の交代をお願いしても良いかもしれません。

ただし、交代にかかる費用は無料の派遣会社もあれば有料のところもあります。

また、新しい家庭教師が派遣されるまでに7〜10日ほどの期間が必要ですから、その点も視野に入れて検討しましょう。

まとめ

家庭教師を利用しているにも関わらずお子様の学力が伸びない場合は、教師側かお子様側、もしくは学習内容に問題があります。

まずはどこに原因があるのかを考え、原因がはっきりしたら教師や派遣会社、お子様と話し合ったり、家庭教師の交代をお願いしたりと対処しましょう。

対処が遅れるほど学習能力が伸び悩んだままの期間が長くなりますから、そのままにせずできるだけ早く行動を起こしてくださいね。

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